2015年1月29日木曜日

2015年、婚活パーティー主催のバレンタインパーティーを比較する。おすすめはコレだ!

2015年バレンタインシーズン到来。
「くらべて.com」では、婚活パーティーや街コンなどパーティー事業者が主催する 2015年バレンタインパーティー の一覧比較ページを公開した。


【参考資料】【2015年】バレンタインパーティー・比較一覧表http://www.kurabete.com/deai/compare/comp_party_special_201502valentine.html )

これまで、このブログで紹介しているとおり、婚活パーティーでハロウィンパーティーやクリスマスパーティーなどシーズンイベントを楽しむシングルが増えている。
パーティー事業者もそうしたニーズに対応すべく企画性の高いイベントやキャンペーンを実施している。

この記事では、おすすめのバレンタインパーティーを紹介する。
いずれも、今から、申込みできるイベントだ。興味が沸いたなら、参加してみてはどうだろうか。(ただし、婚活パーティーなので独身者限定です!)


 ユニークさを求め「ない」なら、ホワイトキーかRootersのバレンタインパーティー!

バレンタインにちなんだパーティーのイベント本数が圧倒的に多いのは、婚活パーティー大手「ホワイトキー」と街コン大手「Rooters [ルーターズ]」の2社。
全国でバレンタインデー当日を含む数日前から連日、バレンタインパーティーを開催している。

ユニークなイベントを求めないなら、バレンタインパーティーは、この2社のどちらかで探すのがいい。簡単ではあるが、ホワイトキーとRootersのバレンタインパーティーの特徴を以下にまとめる。

ホワイトキー

もともとスイーツの出るイベントを他社よりも多めに開催している。2月のバレンタインシーズンも充実している。バレンタインデーの数日前より、バレンタインにちなんだ企画を実施。カップルになるとチョコがもらえる等。

2月14日、ホワイトキー特別企画のイベント概要
毎年、ホワイトキーのバレンタインパーティーにはこうした企画がつく

Rooters

東京・大阪を中心として多数のバレンタインパーティーを開催。2月14日当日だけでも18件のイベントを動かす(2015年1月29日現在、Rootersサイトより検索)。
料理やフリードリンクの他に、チョコレートファウンテンが出るパーティーなどもある。

Rootersのバレンタインパーティー。2月14日実施で探すと18件がヒット


 こんなのどう?ユニークなバレンタインパーティーへ行こう!

ユニークなバレンタインパーティーを紹介する。企画名と1行ほどの短いコメントで十分ユニークさが伝わることと思う。

ラグジュアリー

2月14日(土) 20:00~ 東京200名《バレンタイン企画》逆バレンタイン大作戦パーティー in 青山

バレンタインチョコを男性にお配りし気に入った女性に渡して会話のきっかけるになれるといった逆チョコレート大作戦。

・募集人数:200名
・男性参加費(定価):(20代~40代中心、社会人の方)5,800円
・女性参加費(定価):(20代~30代中心、社会人の方)3,000円、3名以上2,500円


おとコン

2月14日(土) 8:30~ 《おとなのバレンタイン婚活列車》JR特別列車貸切ツアー in 日高市

日高市とおとなの婚活パーティーOTOCONがコラボ。
高麗郡建郡1300年を記念した、本企画はJRの特急列車を1両貸し切っての列車内婚活パーティー!

・募集人数:男性30人程度・女性30人程度
・男性参加費(定価):男性 25歳~45歳 6,000円
・女性参加費(定価):女性 25歳~45歳 6,000円


2015年1月10日土曜日

東京ドームで史上最大1万人の街コン開催。仕掛けたのは意外なところ

1月15日(木)、東京ドームで史上最大1万人の街コンが開催される。
1月7日現在、8,000名の申込みを突破した(公式サイト公表数字)。
「史上最大1万人の街コン」。そして、それを仕掛けたのは意外な婚活事業者であることから、このブログで記録する。



 「史上最大1万人の街コン」。どんな街コン?

史上最大の街コンの概要は以下。

 「街コン 東京ドーム in ふるさと祭り東京」

 ◎日程:1月15日(木) 街コンタイム開始19:00~
 ◎対象:20~39才の男女
 ◎前売り:男性1,500円・女性1,000円

【参考資料】街コン東京ドームinふるさと祭り東京https://www.machicom.jp/tokyo-dome/ )

東京ドームで1万人の規模で開催する。女性1,000円・男性1,500円(前売り価格)の低価格も特徴だ。

「ふるさと祭り東京」(1/9~18)実施期間中、平日木曜日の会場を使って街コンを開催。チケットには、「ふるさと祭り東京」入場券も含まれる。ただし、一般的な街コンとは異なり飲食費は別。つまり、前売りの入場料(街コン参加費のみ)が女性1,000円・男性1,500円。

1月15日(木)当日、東京ドームでは10時から「ふるさと祭り東京」がおこなわれている。街コンチケットがあれば、街コンタイム以外の時間も自由に「ふるさと祭り東京」を楽しめる。
19:00から街コンタイムがスタート。
屋台ブース等でアルコールと食べ物を購入して、会場内の「自動マッチングエリア」「立食マッチングエリア」での出会いを楽しむ。

なお、当日券は男性3,000円・女性2,000円。
1万人街コンの前哨戦(?)、同じく東京ドームで10日(土)限定500人で開催される「プレミアム街コン」は前売り券完売により当日券の販売はない。



 「ふるさと祭り東京」って何?


「ふるさと祭り東京」は、日本各地の“うまい”を堪能しながら、伝統のお祭りを感じる日本最大級のふるさとの祭典。
毎年、国土交通省等の後援でフジテレビ系列主催で開催されるイベントだ。都内ではテレビCMをはじめタレントを使った宣伝も目にする。

【参考資料】ふるさと祭り東京2015http://www.tokyo-dome.co.jp/furusato/ )

【参考資料】公式ツイッター:ふるさと祭り東京https://twitter.com/furusatomatsuri )

【参考資料】公式Facebook:ふるさと祭り東京( https://www.facebook.com/furusatomatsuritokyo )


 「史上最大1万人の街コン」。仕掛けたのは意外なところ

史上最大1万人の街コン「街コン 東京ドーム in ふるさと祭り東京」を仕掛けたのは意外なところだ。以下は、「街コン 東京ドーム in ふるさと祭り東京」公式サイトの特商法の表記。主催社名等が明記されている。


主催は、「婚活・街コン活性化実行委員会」。

運営事務局は、「まちコンポータル」のチェンバーメディア株式会社。開催協力にも名を連ねている全研本社株式会社のグループ会社だ。
同じく全研グループのハピライズ株式会社(結婚情報サービス「サンマリエ」運営)も開催協力社名に記載されている。

主催社名として記載されている「婚活・街コン活性化実行委員会」は…どこwww?グーグル検索でも(ダブルクオーテーションを使って1単語検索するも)、今回の「街コン 東京ドーム in ふるさと祭り東京」の話題しかほぼヒットしない。

2015年1月7日水曜日

リクルート、「ゼクシィ」ブランドで婚活パーティーや婚活サイト事業参入!婚活業界騒然!?

リクルートが、「ゼクシィ」ブランドを使って、婚活事業に本格参入する。

2015年2月、婚活・恋活パーティーを開催予定。
2015年4月、婚活サイトをリリース予定。


広告を見ると、「料理コン」や「ランニング婚活」「婚活ツアー」に似たイベントを実施するようだ。
婚活中の男女には朗報かもしれないが、婚活業界、特に婚活パーティー事業者は凶報以外の何者でもない。新たな強敵の出現に警戒が必要だ。

ここでは、リクルートがスタートさせる婚活サービスについて経過と概要をまとめる。


 リクルートグループ「TwinCue [ツインキュ]」、サービス終了

2014年12月、リクルートグループによるオンライン型 結婚情報サービス「TwinCue [ツインキュ]」がサービス終了した。


「TwinCue [ツインキュ]」は、オンライン型としては珍しく、条件によるお相手の検索が「できない」婚活サービス。 男女には「価値観の一致」が重要という考えのもと、独自メソッドで価値観の近い男女を引き合わせる。
婚活サービスに「価値観の一致」メソッドといった、ブームを起こした。(大手結婚情報サービスのマッチングサービスに影響を与えた。)

「TwinCue [ツインキュ]」のサービス終了により、「ブライダルネット」や「Yahoo!お見合い」「match.com」といったオンライン型の結婚情報サービスの競合は1つ減った。
しかし、新たなリクルートの婚活事業は、このTwinCue [ツインキュ]と入れ替わりでスタートする。

なお、「TwinCue [ツインキュ]」のようなオンライン型 結婚情報サービスにはどのようなものがあるか知りたい方は、「くらべて.com」に一覧があるので参照して欲しい。

【参考資料】オンライン型の結婚情報サービス・結婚相談所(婚活サイト)( http://www.kurabete.com/koibito/media/campany_web2.html )


 「ゼクシィ」ブランドで、婚活・恋活サービスを相次ぎリリース

リクルートは、「ゼクシィ」ブランドを使って、婚活・恋活サービスを相次ぎリリースする。
2年前の「TwinCue [ツインキュ]」公開時と違い、本気だ。

2014年12月、すでに恋活アプリ「ゼクシィ恋結び」をリリースしている。
また、「ゼクシィ縁結び」のサイト名で、婚活・恋活サービスの告知サイトを公開している。
いずれも「ゼクシィ」ブランドのサービスだ。



【参考資料】ゼクシィ 縁結びhttp://zexy-enmusubi.net/ )


 リクルートが婚活パーティーを実施。結婚相談所のようなサロンも

2015年2月から、リクルートが婚活パーティーを実施する。
また、春から、結婚相談所のようなサロンも展開していくようだ。

恋活アプリをリリース。
婚活サイトを公開予定。
婚活パーティーを実施予定。
結婚相談所のような婚活サロンを展開。

まさに、婚活事業に本格参入。
現在、婚活アプリから結婚相談所まで手がける事業者は、上場企業2社(IBJ、ツヴァイ)とノッツェ、オーネット、エクシオくらいだろうか。
このままいけば、いきなり、IBJ、ツヴァイと同等クラスの婚活事業者が出現することになる。

今後も、リクルートの事業展開に目が離せない。

2015年1月6日火曜日

ネットで資料請求させるマーケティング終焉?結婚相談所の比較サイトは消滅へ

高額商品にありがちだが、資料請求させるマーケティング手法がある。
何十万もする通信講座や幼児教材、結婚式場、生命保険、などでお馴染みの販促方法だ。
資料請求させて、見込み客を特定(企業は見込み客の名簿を獲得)。電話やDM、訪問販売でセールスのアプローチをするというもの。

このネットで資料請求させるマーケティングだが、「結婚情報サービス・結婚相談所」サービスにおいてなくなりつつある。「結婚情報サービス・結婚相談所」事業者やそれら事業者に委託されたネット事業者が、そうした販促手法をやらなくなっている。
そもそも、消費者が、「結婚情報サービス・結婚相談所」に入会しようとする時、資料請求しなくなっている背景がある。


 SBIライフリビング株式会社、「結婚情報サービス・結婚相談所」の資料一括請求サイト終了

2014年12月、各種資料一括請求サイト(比較サイト)を手がける大手のひとつSBIライフリビング株式会社が、「結婚情報サービス・結婚相談所」資料一括請求サイトを閉鎖した。

資料一括請求サイトは、「比較サイト」として運営されるケースが多い。(あまり比較していないのだがwwww)
今回、サービス終了した「ALL結婚相談所比較」は、その典型。「ALL結婚相談所比較」は、ツヴァイ、オーネット、サンマリエ、パートナーエージェント、プライムマリッジといった「結婚情報サービス・結婚相談所」の資料を一括請求できるサイトだった。


 「結婚情報サービス・結婚相談所」の資料一括請求サイト、減少傾向

「ALL結婚相談所比較」だけでなく、「結婚情報サービス・結婚相談所」の資料一括請求サイトは、サービス終了や取扱サービス減少(資料請求できるサービスが少なくなる)するところが目立つ。

2009年くらいがピーク。当時は、「結婚情報サービス・結婚相談所」資料一括請求サイトの新聞広告まで見かけた。
グーグルで「結婚相談所 資料請求」「結婚情報サービス 資料請求」等のキーワードで検索すると、3ページ目くらいまで「結婚情報サービス・結婚相談所」の資料一括請求サイトで埋まったものだ。

SBIの他、もう1つの「結婚情報サービス・結婚相談所」の資料一括請求サイト大手は、ウェブクルーやベーシック。ウェブクルーやベーシックの「結婚情報サービス・結婚相談所」の資料一括請求サイトはまだ営業している。

「くらべて.com」では、「結婚情報サービス・結婚相談所」の資料一括請求サイトも一覧にしている。他にどのようなサイトがあるのか、興味のある方は、チェックして欲しい。



 ネットで資料請求しない消費者

「結婚情報サービス・結婚相談所」に入会しようとする時、消費者は、資料請求しなくなった。

文字はもちろん映像も音楽も、情報はリアルタイム&オンデマンドで入手するのが当たり前の時代。ボク自身、ネットで紙資料を取り寄せることに違和感を覚える。
以前は資料請求しなければ分からなかった料金体系も、今では各社のサイトに料金表を掲載するのがふつうになっている。

また、「結婚情報サービス・結婚相談所」サービスの低価格化や婚活アプリや婚活サイトなど「結婚情報サービス・結婚相談所」代替サービスの価格破壊の影響もあるかもしれない。
月額サービス料1万円以下の「結婚情報サービス・結婚相談所」もふつうにあるし、婚活アプリや婚活サイトは月数千円程度。「ALL結婚相談所比較」は、資料請求するほどの高額商品でもなくなった。

資料請求させるマーケティグは終わり、「結婚情報サービス・結婚相談所」各社のマーケティングによる差はまた1つなくなった。
「結婚情報サービス・結婚相談所」も、サービスの本質で勝負する時代に突入している。今後、消費者ニーズを汲み取った、よりよいサービスが生き残っていくだろう。